フィリピンで英会話を学習することはできるのか? 学校選び10ケ条

最近、英会話学校がらみの話がよくある。

フィリピンは英語が強い、というのは嘘ではない。アジアではオーストラリアを抜いてTOEICトップの成績を誇っており、公用語として使われており、子供たちは英語の教科書で勉強しているのだ。日本とは、土台から違う、英語国家フィリピンなのである。

では、だからといって、日本人にとって、安くて近くて簡単に英会話をマスターできる、夢の楽園か?というとそうであるとも言えるし、ないとも言える。

フィリピンで英会話を勉強したいなら、以下のポイントをしっかりと押さえることが必要だ。

1.自分の英語能力はどのくらいあるのか
フィリピンに限らず、どの国でもそうだが、英語学校を日本語で探しているレベルだったら留学などやめたほうがいい。駅前留学で充分だ。
せめて、その国に国際電話をかけて、その学校に問い合わせができるくらいでないと留学費用が無駄になる。やめたほうがいい。

2.ホームスティはやめろ
残念ながら、ホームスティは、もはやホストファミリーにとってビジネスになっているといっても過言ではない。思い出を作るにはとてもいいが、真剣に多言語に向き合うならば、はっきりと「学校とプライベート」を分けたほうがいい。学校での課題を持ち帰って勉強したいなら、ガキがいる家庭など論外だ。孤独が必要なのだ。
ひとりで、自力で外国で家を探す。この程度が出来ないようでは、結局あとで夢をあきらめることが多い。

3.カネを払っていい教師を雇え
英語ペラペラの先生なのは当たり前だ。問題なのは教授法である。人に教えることと、自分が話すのとでは能力や手段が異なる。
フィリピンの場合、アメリカ・イギリスの大学での、英米語の博士課程の学位をもっているくらいの人間を雇うと良い。
また、どこでどんな学生むけに、何年教えたのかという経験もしっかりと聞いておくことだ。
一般のフィリピン人でも英語で会話することは可能だし、日本人よりはるかに優れているが、だからといって自分が系統だてて学べるということでは決して無い。ABCからやりなおして教わるには、先生と生徒という関係になり、カネを払って知識を貰うことが大事。

4.日本人がウジャウジャいる学校はUターンして忘れろ
日本人とじゃれたいなら、国でいくらでもやればいい。韓国人がウジャウジャいるならば、日本人がいるよりずっとマシだ。なぜなら、フィリピンで英語を学びにくる人たちは、ほとんどその二カ国からだからだ。特にセブにはいい加減な業者が多い。フィリピンの法人で、フィリピンで全てのサービスを受け、なにもかもフィリピンで完結しているのに、支払いは円、ホームページは日本語、日本の銀行口座振込み、なんてところはフィリピンで脱税していると思われても不思議じゃない。そういうところは往々にして、VISAなどの手続きで余計なお金が乗っかっていることが多い。

5.手続きは全部自分でやれ
英会話学校は、空港までの送迎だの、ホストファミリーの紹介だの、滞在ビザの延長だの、全てをやってくれるところが多い。
しかし、全てをやってくれるところほど、大体ダメな場合が多い。思い出作り学校にひっかかってはダメだ。
”英会話教えます”。これ一本。余計なサービスが無く、海外に留学するために、フィリピン人に教えるような学校。
こういう学校はホンモノが多い。

6.TOEICはマニラで受験しろ
日本で受験するよりも、実際点数が高いことが多い。お国に帰ると気が抜けるのか、日本語に切り替わってしまうのか知らないけども、英語脳になっているうちにハイスコアを取ってしまえ。TOEICの点数は世界のどこで取ってもいいのだ。マニラで取ったなら格好もいいではないか。

7.自分が留学できる程度になっているか確認してから来い
全てがそろって、さあ出発したとしよう。もし、クラス全員が小学校6年生レベルの英会話能力があったとして、あなたが3年生レベルだったらどうなるか。ついていくのは不可能に近い。
留学するというのは格好いいが、終わってから会話できないのは格好悪い。自分のレベルに合った学校か、先生がいるのかを、事前に確認しておくと、いざ入学してから慌てずに済む。日本で時間があるときにはここを見るのがポイントだ。

8.学校英語をバカにしない
日本の英語なんて詰め込み教育だから!やっても無駄!そういう人に限って、中学二年生レベルの会話もできない人が多い。
丸暗記だろうと、堅苦しい文法だろうと、なんでもいいから会話が成立さえすればよい、意思が通じればそれでいいのだ。

9.恥をかくことを恐れない
発音にしても文法にしてもそうだが、学校にはいったころは、自分の英会話能力がとてつもなく低く感じるものだ。
そんなとき、何度も何度も一生懸命発音しても伝わらないとヘコむものだ。
だが、その経験を乗り越えないと、絶対に言葉は身につかないと知り、恥をかくことを恐れずに勉強することが大事。
ここで放課後、日本人とジャレていては、絶対に生きた英語など身につかない。

10.帰国して忘れるようならば勉強不足
よくこんな人がいる。「いたときは話せたんですけど」バカをいってはいけない。そういうのは身についてない、というのだ。
車の運転技術、日本語の漢字能力と同様、言語というのは一度身につけたら、鎧のように自分から離れなくなるものだ。
日本にいても、とっさに英語が出てしまうくらいでなければ、身についているとはいえない。

自分の思っていることを、なるべく正確に伝えることができる程度までいけば、留学した甲斐はあると思う。頑張ってください。

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