マニラのホテルの選び方:予算編

日本でプロ野球球団なんか持っている、宇宙で一番信用おける「DeNAトラベル」で、サッとクレジットカードで飛行機とホテルを予約。久々の海外旅行にウキウキして荷物を詰め込んでいるあなた。

到着したホテルは、「24時間WIFI無料」なんだけど、たまたま今日は故障していて、(本当はずっと壊れている)冷蔵庫があった・・であろう空間だけがあって(連絡をすると、ソーリーといって、隣の部屋から持ってくる)、部屋の電気は、驚け!真っ赤な色が着いて、世界各国のエロい番組が流れている素晴らしいサービスがあるところを予約していませんか?

どうして日本の旅行サイトって、マニラの連れ込みホテルを堂々と紹介するんでしょうねぇ・・・。初心者には見分けがつかないですよ、写真ではっ!

だいたい、宿泊したことも無いヤツがホテルを紹介して、三ツ星だのなんだのと上から目線で評価しているんだから、どうしようもない。
マニラのホテルは口コミ情報だけしっかり読め。(特にオージーはこの手の話題に居様に執念深い特徴がある。彼らにとってホテル選びは親兄弟の生死よりも大切だってくらいのレベルで細かく書いてある。英語ができるならばオーストラリアのマニラ情報を読めば、行ったこともないのに事情に詳しくなれる。)

まず、予約サイトには、いろいろ書いてある。日本語対応OK!とか、高速インターネット!とか、空港無料送迎!とか、日本人の心をくすぐる内容だ。もちろん客引きのためである。
日本語対応OKだったのは数年前で、現地にいったらホテルの名前すら違った、高速というのはフィリピンの話で、計測してみたら0.5Mだった、それも部屋ではつながらない。空港送迎無料というのは確かにあったが、あなたの予約している帰国便の時間帯では決して無いという具合だ。これは誰が悪いのか?お前が悪いのだ!(笑)ホテルは全く悪くない。そこでイヤな気持ちになりました!とか言っているなら、もう来なくていい。シンガポールにでも旅行にいきなさい。まだフィリピンは無理です。

それがイヤだからみんな同じホテルに泊まることになる。そして日本人が日本人を紹介して、また同じホテルを予約する。という循環が生まれてくる。そういうところのホテルは、確かに日本人慣れはしているが、だからといってやさしいわけじゃない。
日本人客がたくさんきた!—じゃあ日本語できるスタッフ雇おう!朝食に味噌汁とゴハンを出そう!こんなことフィリピン人は絶対やらない。

そのホテルの代表格!あの楽天トラベル大先生で検索すると出てくるホテルが、エグゼクティブプラザホテルだろう!
宿泊は5000円以下、盗難もまあ大体ない、場所はエルミタど真ん中、徒歩圏には串料理屋と日本橋亭、セブンイレブンがある。
ブラウン管のテレビもちゃんと映るし、ションベンみたいなシャワーはお湯が出る。
しかも朝食無料だ!(その朝食とは、パン一切れを、さらに半分に切った代物とインスタントコーヒーと目玉焼きという内容だがな!)

世界でもっとも信用されている、楽天トラベル様の言いつけ通り、エグゼクティブプラザホテルを予約して、楽天スーパーポイントも賢くゲットした俺すげぇ!と思うのはいいが、現地にいけば飛び込みで泊まれるし、ホテルの真正面にでっかく予約無しでOKと書いてある。

俺に言わせると、こんなホテルは外れもいいところだ。なぜなら、日本人は声を出さない。
せっかく宿泊したホテルの部屋。お湯がでない、冷蔵庫が冷えてない、鍵がかからない、それでも何も言わないなら、それはそのサービスで不満はないという意味だ。それでボーイにチップ100Pも切っているから、ホテル側は付け上がっている。日本人がたくさん泊まっているからとって、日本向けのサービスをしているわけじゃない。たんにカモが沢山いてラッキーくらいのものだ。
そういうサービスを受けたいなら、JALパックを予約しろ。ドゥーシット・タイ・マカティに泊まれば受けられる。

白人がガンガン泊まるところは、ホテル側も対応する。去年(またも)オージーが、サービス内容が違う!と裁判を起こした(爆笑)
こいつらは、チップも払う、対価も払うが、言うことはいう。お金とサービスを交換するという考えで、こちらのメンタリティのほうがフィリピン人の感覚に近い。

あなたがもっとも日本的感覚を持ち込みたいなら、(俺は勧めないぞ!)ネットワールドホテルがいいだろう。ここは日本人経営者(マニラ日本人会のお偉いさんがやっている)ホテル正面には日本国旗、賭ける気を失わせるほどのドショボイカジノ、フィリピンですら見たことも無いような小さいベッド(一般男性なら、足首が出る)と狭い部屋、高い金額と高速インターネット、日本の衛星放送に複数の日本食屋、マッサージとサウナ込で1000Pのスーパー銭湯、よい立地がある。まれに日本人スタッフが常駐で雇われていることがあるので、運がよければ日本語で予約お願いします、で名前だけ伝えれば部屋を確保できる。相場の倍はするが、数少ない日本的サービスがある。女性単身でも泊まれるだろう。ビジネスでの出張で、体調管理したい人ならいいかもしれない。

マニラというかフィリピンという国は、あまり割引サービスというものをしない。ネットと当日予約の金額が、ほぼ一緒ということもある。それを逆手に取って、ホテル飛び込みで選ぶのは、海外で多少の冒険をしたいならば、良い経験になるだろう。
金額とサービスは、ほぼ比例している。例をあげると以下の通りだ。

1.200-300P 夜に鍵が閉まる場合がある、虫がいる、アメニティがない、エアコンがない、サービスがない、笑顔がない、扇風機がない、冷蔵庫がない、請求書も領収書もない、盗難はある、部屋に二段ベッドが二つ置いてあり、一部屋四名で寝る場合もある。

2.400-1000P エアコン無しが多い、清潔とは言いがたいが最低のレベルはある。個室。ぼろい。カード使えない。隣の部屋からセクシーな声が聞こえたりする。テレビはある。

3.1000-1500P 急に待遇が改善される。エアコン・テレビ・アメニティ・清潔なベッド・エレベーター・クレジットカード・日本からの予約・東横インクラスの朝食が出てくる。もっとも多い価格帯だから、競争も激しいので、顧客サービスは悪くない。ただし、先進国で泊まりなれているひとたちには薦めない。フィリピン全土の「東横イン」として、GO!HOTELとユーロテルの二大チェーンがある。どこも飛び込みで泊まることが出来て、朝食付きで、最低のサービスは全て揃っている。

4.3500-6000P 人気の無いファイブスターホテルのスタンダードルームを予約できる予算だ。都市型ホテルの全ての機能に加え、プール、ジム、ドクター、タクシー、送迎、ランドリー、接待でも使える各国料亭。忘れ物をしても、ちゃんと保管しておいてくれるレベルのサービスが期待できる。朝には、宿泊客の国籍に合わせた新聞がセットされるのが普通。うまいコーヒーも出てくる。
(一泊一万円という値段を払うんだから当然だ。)

5.8000P以上– 豪華プール、エントランスでの生演奏、あふれるほどの料理、コンシェルジェ、レンタカー、バスタブ、複数部屋、スタッフの笑顔、アーリーチェックイン/アウトなどが付く。一般の人はまず泊まれない。富裕層と外人しか用の無い場所。実はこのクラスが、今マニラでズンドコ建設しており、オープンしまくっている。昔ながらの高級ホテルが次々と撤退、ディスカウントしている状態だ。

ハイアット(マラテ)は移転したし、シャングリラ系のトレーダーズホテルも維持できず撤退。ヘリテージは営業収入40%減になり、本当にヘリテージ(遺産)になってしまっている。いまや一万円で泊まれる時代なのだ。一方でベイサイドの価格設定は強気で、一泊3000円からというところまで現れた。(こうなると日本人でも高すぎる!)

フィリピンは今、旧態依然とした、サービス精神ゼロのホテルは駆逐され、資本の強い新築高級ホテルがどんどん建っている。ハイアットパサイ、マリオットナイアはその筆頭で、投資、投機対象になっている。こういうところを視察したい人ならば、アジアの中ならまだ比較的宿泊費用が安いのでおすすめだ。

<結局どこがいいのか?>
もしも、ただ単に宿泊するだけで、一応ビジネス向で、会社から10,000円程度渡されている感じなら、2500-3000Pくらいのホテルなら、充分恥ずかしくないクラスのホテルに宿泊できる。立地だけで選んでもいい。口コミサイトの評価は古いものも多い。かつてマニラで隆盛を極めていたホテルに泊まるのも、一泊くらいならいいだろう。
少し豪華な気分だけ味わいたいんだけども、予算とも相談したいなら、シャングリラ・マカティとペニンシュラをオススメする。特にペニンシュラは古いが、マニラの正統な高級ホテルの気概を感じる、国を代表できるホテルだと思う。中華系のキンキラキンのホテルが悪趣味だというならば、ペニンシュラはスペインの落ち着いた血筋の設計だ。当然、マカティの最高の立地にある。待ち合わせで使うと、なんだかリッチな気分になれる。

<初心者はどこを選ぶべきか?>
なじみのホテルというのは、なかなか作りにくいものだ。その中で避けるところは、口コミサイトが日本語ばかりのところ、現地の新聞に広告を出しているところ。スタッフが妙に日本語を話すところは退散したほうがいい。エルミタの新築6階立てくらいのホテルは、だいたい外れはない。なんの経験にもならないが、さきほど書いたGO!HOTELに泊まってしまえば、トヨタの白のカローラのような、当たり障りのない選択だろう。そこを拠点にして、自分好みのホテルを探すという手もある。

番外編:
条件は二の次。旅情を楽しみたいなら、イントラムロス内にある、旧スペイン領当時そのままの、レトロホテルに泊まったら思い出になるだろう。世界遺産の中にあるホテルで、周辺を馬車で散策できる。予約サイトにはまず無いので自力で探すしかないが、それだけの価値はあるだろう。周囲は静かだし、コンビニもレストランもある。タクシーも広いやすい。お値段は1500-3000P程度。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中