マニラのホテル選びと地区紹介

ホテル選びについて。

マニラというのは治安が悪いイメージがあるので、(実際そうなんだけども)ホテルを選ぶ際に、迷うことだろう。
予算もあるし、場所もある。

仕事の待ち合わせだったらば、目的地にもっとも近いホテルの中で選べばいいので、さほど迷わないとしても、事前予約はしておきたいと思うなら、以下のポイントだけ押さえていればいい。

なお、今回は日本で、予約サイトを見て決めるという前提だ。

場所の選定:

帰 国前日だったら、パサイ近辺(マカティから見て南)で宿泊地を選ぼう。マニラの空港は全部パサイにあるので、空港近辺に泊まるのが最も良い。交通渋滞に巻 き込まれずに済む。エドゥサ通りの万年渋滞にひっかかると、空港から遠いホテルを選んだ場合は最悪だ。タクシーの中で、あなたが搭乗する日本行きの飛行機 を、タクシーの中で恨めしそうに睨んでも、飛行機は待ってはくれない。
パサイ地区のホテルを選ぶべきだ。

まったく場所が決まっていない、マニラで安全に遊びたいなら、マカティ地区が無難だろう。カネを払って安全を買うというやり方だ。
こ の地区は、日本の大正義大企業様—たとえばJALマニラだの、CANONフィリピンだの、三菱東京UFJマカティだの、全部固まっている。マニラ日本 人会の総本山があり、信徒の心のよりどころとなっているし、日本人病院だの、リトル東京だの、ラーメン屋まである—-がある。日本大使館に届け出があ る、ガッチガチのフィリピン在住者だけで、実に、10,000名余!
マニラから日本人は毎年減り続けているとはいえ、フィリピン・大和民族最後の牙城がマカティ地区なのだ。

そ のような地区なので、ちょっとビビるくらいの高層ビルが林立している。はじめて行った人は、誰もがみな「えっ、ここがフィリピン?」という感想を抱く。こ のへんでは、ヘタなカッパライだの、引ったくりだの、強盗だのはいない。高いサービスと、うまいメシと、高速インターネットが揃っている大都会がマカティ だ。さすがにフィリピンとはいえ、一国の首都である。ここを中心に活動し、夜はブルゴス(マカティのエロい遊び場)でもブラつけば、だいたい問題はおきな い。日本食が恋しくなったら、パサイ通り(上記のパサイ地区と同じ名前だが、ここでは通りの名前である)沿いをタクシーで走れば、鉄板焼きから焼肉から定 食からなんでもある。

マンダルヨン地区(マカティから見て北)もおすすめする。マニラの丁度中心にある、マカティのひとつ北の区だ。ここ に宿泊すると、マニラのどこにでも往復しやすい。北も南も、数駅圏内にあるし、東西どこに用事があっても、距離として図り易いからだ。電車・バス・タク シーも沢山あるので、とにかく機動力を確保できる。待ち合わせをする際も—日本人はたいてい運転手を雇っているので—大きなショッピングセンター をひとつ指定してやれば良い。マカティだと一方通行が多すぎて、かえって時間をロスするからだ。

パッシグ地区(マカティからみて南東):もしもあなたが、マカティですら生ぬるいほど治安に不安を覚えるならば、パッシグのグローバルシティに泊まりなさい。
こ こは、「マカティが都会になりすぎた・・・・。このまま一極集中するのは、さすがにヤバい・・・どっか副都心がいるわ・・・・」ということで作られた新し い街だ。都会というよりも、もはやここはフィリピンではない。なにしろジプニーの乗り入れ制限、トライシクルは住民以外禁止、もう金持っている外人以外用 は無いっ!という街だ。実際浮浪者がいない。信じられないことに本当だ。フィリピン最高の治安に加え、ここではオーガニックな野菜、安心できるサプリメン ト・ホビーショップ・うまい店・ユニクロに無印良品・・・・臓器移植さえできる、アジア屈指の超高級病院。街には高い犬を散歩している白人がいて、あちこ ちに現代彫刻や噴水があり、芝生で絞りたてのジュースを飲んで、夜はジャズがきける。これだけ安全で、清潔で、カネのかかる場所はグローバルシティだけ だ。
日本大使館付属日本人小中学校がここにある。大企業駐在員様のご息女、大使館外交官の子女様が、ランドセルしょって運転手に送迎してもらう学 校があるといえば、もうどれだけ安全かわかるだろう。ここには、フィリピンで体験できるエキサイティングな経験など全く無い。その代わり、治安と快適性を 買うことはできる。
なお、グローバルシティは便利なことに、NAIA3まで裏道がスポーンとあるので、もしもあなたのチケットにANAと書いてあるならば、最終日ここに泊まると、渋滞に巻き込まれずに空港までいける。

ケ ソン地区(マカティからみて北西):ケソン地区はマニラの中でも最大にデカイ地区なので(そもそもケソンはケソン州といって別の県だったのが、マニラと合 併して出来た歴史があるので、州サイズの地区なのだ)どこをどうとはいいにくい。とにかく治安は悪い。人が多いから事件も多いとも言えるが、出稼ぎ者が 掘っ立て小屋を建てて住む地区といえば、まずケソンは有力候補だ。よくいえばマニラの下町。
ケソンは、いまだにマニラと張り合うようなところがあり(そう、弘前と青森のように。福岡と北九州のように。)ケソン市民だけ勝手に祝日にしたり、ケソン独立万歳!などといってお祭りをやってみたりしている、外人にとっては理解しがたい場所だ。
も しもあなたが、フィリピンで怪しさを求めているなら、ノースSMシティ近辺は、初心者におすすめだ。盗品をさばくブローカーがうじゃうじゃいて、ちょっと 声をかけると、サムソンやらLGやら、哀れな被害者の顔写真が入った壁紙のスマートフォンを差し出してくる。もっともタガログ語が多少話せないと、金額交 渉はできないだろうけど。LRT周辺にあるホテルだったら、騒音さえなければ快適だ。

キアポ地区(マカティから見て西):正直オススメで きないが、パサイ・マカティの再開発に負けじ!と、最近伸びだしている地区。マニラの喧騒・屋台を求めるなら選択の余地は大いにある。キアポといえば偽造 パスポートだが、残念ながらもう使えない。フィリピンのパスポートは、世界でもっとも遅れていた(なんと手書きだった!)ので、ここでパスポートを作って 出稼ぎをするのが定番だったが、お節介な日本という国が、「俺の国のパスポート発行機械、そのままそっくりプレゼントしたるわ!」ということをしでかした ので、フィリピンのパスポートは先進国最高レベルの印刷技術となり、キアポの偽造屋が作れるはずもなく手を引いた。運転免許も、賄賂の相場が下がったの で、ホンモノを買うほうが安くなり、下火になっている。この地区の行きかたは、少々初心者にはハードルが高い。LAWTONめがけていくといいだろう。
安宿ばかりなので、日本からデッカイ荷物をゴロゴロひっぱっていくのはオススメしない。
この地区は中国人の牙城である。中国人のいるところ、何がいいってメシがうまい!中華料理は日本人の味覚と親和性抜群だ。

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