パソコン禁止。手書きにしろ

どうしてなのか?ノートパソコンをいじくっているだけで、仕事をしているように見える。

あれは害だ。

はっきりいって、鉛筆と糊、手書きのほうがはかどることが多い。なにしろ俺はITでメシをくっている。その俺が断言する。職場にノートパソコンは、極力置かないほうがいい。少々の言い訳を排除してもだ。

計算?おまえらの会社、四則演算(足す、引く、割る、かける)以外どんな数式を使うんだ?そんなの電卓でいいのだ。いまどき伝票もないだろう、といってはいけない。

ITの会社は、実は手書き伝票にしているところが多い。

なにしろ社長はITだからごまかしがきかない。社長は当然よくよく分かってる。あ、伝票のほうが効率がいいなと。

IT業界に身をおいていると、実はIT企業ほど、ITをしていないことに気づくのだ。
たとえば俺が普段使っているプレゼンソフトはなにか?もちろんパワーポイントじゃない。
驚くなかれ、スクリーンキャプチャソフトの文字入れ機能だ。いままでこれで全部間に合っているし、他のビジネスマンに囲まれて何百人もの前でも、これで一切問題なかった。

からくりがあるのだ。おれはパワーポイントだろうがスライダだろうがなんだって使える。だから技量自慢をする必要がない。エクセルは請求書だけしか使ってない。それも雑誌についてきたオマケみたいなテンプレだ。大事なことは手書き。出金伝票ならそのとおり、まさに書いて切るわけだ。

 

内容さえ問題なければ、人は問題がない。人に伝えるために情報というのはあるのだから、伝わるかどうかがなにより大事。これは俺のポリシーだ。
たとえば俺は服装や髪型は一切気にしない。それは俺の自由だからだ。ただ清潔でさえあればいいとおもう。これは常識の部分で一線があるからだ。

Tシャツに短パンであっても、内容がともなっていれば問題ない。スーツをきたオトナだってしっかり聞くし、今後も付き合ってもらえる。オトナってのはバカじゃない。みかけだけかっこいい資料つくって、スーツきてても、内容がしょうもなかったら見下される。

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ブラック企業

条件や待遇の悪い会社、社員をこき使う会社をブラック企業というらしい。

あのさあ・・・。ほんまにそういうつまらんこといってる奴らとは付き合いたくないね。
勝ち組だの負け組だの。

勝ち組のやつらが、どれだけ苦しんでいるか!
負け組のやつらの気持ちがわかりますか?

しょうもない人生しか送ってないから、そんなことでしか自分を確立できないことを、恥ずかしいと思わないと。

人というのは本当に資産で、俺はヤクザもサラリーマンも、先生先生も、えらーい人も全部平等に付き合っているけども(たとえば医者だの議員だのに、おれは「先生」と言わない。こんなことをするのは俺だけらしい。俺にしてみるとしごく普通。友人にむかって先生とはいわないでしょう?)

かくゆう俺も、ブラック企業に勤めていたことがある。新卒のときだ。
今思えば凄かった。なんせ俺の出勤簿—ハンコだったんだけど—初月に、全部印鑑が押されていた。もうブラック中のブラック。休憩なんて毎日5分とかね。
通勤時に、京成線の踏み切りがあってねぇ、毎日、はねられたらラクになるとか思ってた。
ああいう会社の渦中にいて、今そういうのがわかる。なんでもそうだけど、経験してみないとわからないことってあって、俺もいま思えばブラック企業にはいってしまっていたわけだ。でも当時はそうは思わなかった。

あれから数十年がすぎて、いま客観的に振り返って思う。会社という組織が健全に成長するということは、人を助ける、いや命を救うほどに大事なことなんだってね。

オトコは、自分だけじゃなくて、ヨメだのガキだのの人生に、責任もってる。可愛い部下を路頭に迷わせないためには、会社そのものを、ヨチヨチでもいいから維持していくことって凄く素晴らしいことなんだってこと。

日銀出身だの、そういう肩書の経営コンサルって毎月5万とかかかるらしいけど、正直中小企業のコンサルはできないんじゃないかと思う。

値引きをやめると儲かる

俺が小売をしていたころ、他社が気になって仕方なかったことがある。

それは、社員、身内、友人知人には安く売るということだ。

これほど客をバカにした話があるだろうか。普段お客様第一なんていっているのはウソだったのである。

俺は創業時から一貫して、友人知人には定価以外売らなかった。
割引キャンペーンをしていても、友人知人は適用外である。定価を払ってもらう。

定価を払うということは、それだけオレ様が儲かるということだ。
おまえら友人なら、定価で買えということだ。だから俺の商品が気に入らないなら買うなってことだ。オマエに買ってもらわないといけないほど落ちぶれてないよ、他に買いたい客はいくらでもいるってことを言わないといけない。

なんで知っている奴というだけで、割引をしなきゃいけないんだ?俺の感覚ではまったく考えられないが、多くの会社はこれをしている。従業員割引とかクソくだらないことをして、大事な利益を目減りさせる必要は全くない。だいたい通常価格で買っている客に失礼じゃないのか?そういう感覚をもてない経営者は実に多い。そんな売上高で、みかけの数字あげてもどれほどの効果があるってんだ?

その結果、どうなったか。俺の信用はあがった。

なにしろ俺と知り合いになると高くなるのである!これが絶大な宣伝効果になったのだ。

だから、知り合いでもみんな、普通に注文して、普通に割引のころを見計らって、一般客と同じように買ってくれた。それはもちろんありがたく注文を受ける。差別も区別もない。もちろん知人なので、電話一本入れる。ありがとねー!って。それが正しいと思っている。

定価で買ったダチには、そのうち割引くらいのメシでもおごってやればいい。それで済むではないか。それより大事なのは、そいつが身銭を切った行為なのである。定価ならば、そいつだって、本当に必要なのか吟味するからだ。

商売をするということは、割引だけが能ではない。時には割高のほうが良いことさえある。
大事なのは、自分の会社のファンになってもらうこと。『安定経営』という、経営者が聞いたらのどから手が出て首がながくなって千切れるくらい魅力的な会社を作るには、こういう行為の積み重ねをしていくことが大事。

買ってくださいお願いしますなんて、大の男がペコペコバッタみたいに頭下げたら、せんでいい値引きをして、それも足元見られて接待させられる。そんな仕事をしていると、いつか精神的に無理がきて、睡眠薬のお世話になることになる。

偉い奴が手本を見せろ

会社として難しいと思うのは、中間管理職がダメな会社だ。

たとえば売り上げが低いとする。この時どうするか?
一番即効性があるのが、普段えらっそうにしている奴が、重い腰を上げて、

ガッツーン!と売り上げを伸ばすこと。

これをやると、本当に会社が変わる。
さすが普段えらそうにしているだけのことはある!と、下は目をキラキラさせるわけだ。

これが出来ない会社というのは本当にモロイ。
だいたい社長が税理士とキャバクラにいって、その教えに従っているようじゃダメ。
中小企業診断士を軽く論破するくらいじゃないと、普段えらそうにしている奴は、下から心の中では軽蔑されていることが多い。特にジュニア社長が、これができない。

どんな役職でもそうだが、役がついている人間は、絶対これができないと、社内で本当に尊敬されることはない。それほどまでに営業というのは大事なのだ。売り上げを伸ばすということは、資本主義の中で絶対的正義である。防御も大事だが、0点では勝てないのだ。

だから、まだ会社の色に染まりきっていない新人の意見は大事。
だから、昼飯くってから出社してくるボケでも、営業成績がトップだったら、そいつにカネを弾んで肩をもむのは当然である。

ほかの人間に示しがつかないだの、管理能力だの、そんなことはどうでもいいのである。
それよりそいつがどうやっているのか教えてもらうことが大事。

まったく同じタクシー会社のタクシーでも、乗っている中の奴の考えや行動で売り上げは全然違うってことを、真剣に考えないといけない。そういうことをしている会社は伸びる。

給料があがるとあんたの首が飛ぶ

これは経営者側ならわかりますが、労働者にはわからない。

だから、あなたが勤め人ならば、こういう発想をしなさいということです。

たとえ話をします。あなたはバイトです。時給は500円。全部で10人いますから、一時間あたり5000円、雇った奴が、あなた方の銀行口座に振り込むわけです。

さあ、時給500円はひどいので、1000円にしろと、みんなで言ったとします。経営者は「よしわかった!1000円にする」といいます。

さあ、もう分かりましたね?社長は、次の日「あのさあ、おまえとおまえとおまえ、明日から来なくていいよ」「えっ」

ということになります。

そんなの当たり前ですよね?これまで一時間あたり5000円だったのが10,000円になったら、社長は当然赤字になるわけです。

これを埋める発想をしなさいということです。
これをしないで給料上げろというのは自殺行為になるということです。
結果として、残った人間で10人分の働きをすることになり不平不満が出ます。そして社長は、そんなのおかまいなしに、もっと首を切ることを考え、さらに求人も出さなくなります。

給料あがって良かったですか?よくないですよね?

給料が下がっても、その分人が増えたほうが良いという発想を、労働者が持たないと、いつまでたってもラクできないのです。

出社してから着替えていいのだ

日本の慣習には不思議なことが沢山ある。

9:00から勤務ならば、9:00までにきたらいい。
どうして新人だったら8:30くらいまでには最低~とかいいだすのか。こういう会社が実に多い。じゃあその分カネを払う必要がある。

退勤時刻が17:00なら17:00に終わらないとおかしい。

終わらないということは、時間にルーズということである。

どんな大雪が降っても、絶対八時までに来いとかいう空気のある会社ってさぁ・・・・・・
勤めていて、つまらないでしょ。

お茶を出すなら、手の空いた人が、役職に関係なく出せばいいのだ。
俺なんかよくお茶だしをしていた。客が来て、外が寒かったら、あったかいお茶でもまずは出してやれば喜ぶだろう。それはもてなしなんだから、新人の客に上司がお茶を出してもいいのだ。つまらないことで、会社の利益を損なうことはするべきではない。

サービス残業がどうのこうのという。それは労働者側が勝手にやっていることだとしか判断できない。あとで権利を持ち出されても困る。そんなの知らんがなということになる。

有給に限らず無給でも、労働者は休んでいい。それは認められているからだ。そういう条件で契約している。だから、ケーキ屋で働いている奴が、クリスマスイブに有給取れる会社にしていかないとダメ。そういう苦しみを乗り越えていくのが経営者だ。それをきちんと回しきるのがおもしろいんじゃないか?細かいことばかりをいって、大事な経営判断を間違えるようなことがあってはならない。

クリスマスイブでも有給取れるケーキ屋というのは、もうそれだけで宣伝になり、会社のイメージが上がり、結果として優秀な人材を採用できるという発想にならないといけない。

労働者側、経営者側の双方が、どうやったら会社を伸ばせるか知恵を出すのは簡単なのだ。しかし実は遠慮と愚痴のせめぎあいばかりをやっていて、本質をみていない組織が多い。

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ネットではわからないことだらけ

実際の現実と、ネットの情報とはちがう。加工されていない体験や経験は、決してネットでは分からない。

「韓国の徴兵」について、まるで極秘事項のように書いてある本がある。(手元にあるのだが)
むこうの法律では、一応徴兵といえども軍に関することだから、機密事項ということでしゃべってはいけないのだ。

しかし、この軍隊話ほど盛り上がる話題はない。これを話すということは、「お前は俺たちの仲間だ」と言っている様なものだからだ。
外国人に、それも日本人に、軍隊の話をするというのは、これはもう、へたすると韓国社会では生きにくくなるくらいマズいことなんだぞ!ということだ。(じゃあしゃべるなよ・・・)

「韓国は徴兵があるんですよね」
「あるニダよーー」
「やっぱ、なになにさんも徴兵で行ったんですか?」
「行きましたよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー私はねぇ!・・・以下略」

当たり前だけど、「やっぱ徴兵されて行ったんだ・・・」というのは、なんちゅうか言葉にできない。
ものっすごっくしゃべってから、『あっ・・これ内緒だからねーははは』なんてことになる。
韓国人同士だと、しゃべりにくいことがいろいろあるようだ。

とはいっても内容は別に普通で、射撃のときに上手に的にあてたとかいう類だ。別に機密でもなんでもないのだが、それを延々と話しているのだ。軍隊でほめられることは、一生その男の名誉になるのだな、と思った。

どうしてだろう?俺は人から秘密を打ち明けられることが多い。

韓国ってどんな国?

韓国で仕事をしたことがある。
ネットではいろいろ言われているが、自分自身、韓国にいて不快に思ったことが、実は一度もない。
人々は親切だった。

フィリピンのように、何人?と指差されたこともない。(今日も一回やられた。田舎に住んでいるから仕方なんだけども)
韓国では、外見上、日本人は同化できてしまうのだ。なんだかんだいって、同じ東アジアなのである。

プサンにいたころはとてもおもしろかった。
食事にいく。注文をする。俺は英語で話す。すると、店員が、『あっ、こいつ韓国人じゃねぇ!』と認識する。
すると反応は決まっている。

ピューっと奥に引っ込むのだww
そこで、「おまえが話せよ・・いや俺だめだから・・・オマエいけよ・・・」みたいな会話をしているであろう。
そんでそのアルバイトの代表みたいなのが来て、「ハロー」とか言ってくる。おもわず吹き出してしまう。実にかわいいのだ。

レストランでは、日本のことをとてもほめてくれる人に、よく出会った。中部のテグという街では、本当にいい思いばかりだった。

韓国では、誰もが、「英語を話せる人」を連れてくるところが特徴的だ。日本だと「英語を話せません」というのだが、韓国人はなんとかしようとしてくれる。俺に限って言えば、こっちのほうがうれしいので助かった。

文化の違いといっても、差はあるが韓国は途上国なので、俺にしたら楽勝のレベルだった。食事にインスタントヌードルが出てきたりするのが普通だったし、昼でも酒を飲むのもおもしろかった。

ウワサされる韓国の先輩後輩上下関係は本当に凄い。俺は外国人だから免除してください、といつも最初に「お断り」を入れていた。それはすべて快く受け入れられたが、彼らは「韓国人の後輩」には本当に容赦なかった。先輩が「俺の客だ」と言ったら、もうそれは絶対俺をもてなさないといけないのだ。彼らの文化では、客をもてなすのは度量を示すことなので、絶対みっともないことはしない。
後輩の手前、しかも外国人である。
おれは毎晩毎晩、おもてなしを受けていた。というより昼から夜まで連日連夜である。

というのも、おれはある人と兄弟分になったからだ。よくあることだと思ったら違うらしい。
韓国では、オマエはおれの弟だ、などということは、まず絶対に言わないことのようで、それはもう絶対の面倒を見るということらしいのだ。(しかも韓国式の上下関係は免除である。)そのひとのおかげで、いろんな裏話がきけたし、いろんな韓国人と友人になれた。
もっとも、仕事が絡んでいたので、文句を言われることもあったが、それはだいたいむこうに言い分があった。たとえば日本式に、日曜に仕事の連絡をしたりすると、ものすっごく不機嫌になる。いま思うと、海外で仕事をする練習は、だいたい韓国でやった気がする。

食い物はだいたい日本人の舌にあっているので不自由はない。なによりお金をまったく使わなかった。
朝昼晩、全部おごりである。冗談抜きで、韓国でウォンを両替して、一度も使わずに帰国することなんて当たり前だった。
ちょっと極端なんじゃないか?と思うが、彼らは当然すぎるほど当然なことなのだ。日本のように、レジで財布なんて見せてはいけないと怒られるくらいなのである。もっとも、仕事をしていたのは、ソウルの中でも一流のところだったので、周囲に金持ちが多かったということも大きい。

一度、その彼らが日本に来たことがある。一家みんなで旅行にきたのだ。
俺は、口座からガッチリと金をおろし、まさに湯水のように金を使っておごった。円を両替させなかった。
本当は、これまたルール違反らしいが、俺にも言い分がある。
「ここは日本でしょう?だったら俺の言うとおりにしてくださいよ。あなたがお客さんなんだから」
あのときほど、気持ちよくおごったことはない。お金だけじゃなくて、なんというか・・・

ソウル駅の真正面で、マッコリのんで酔っ払って、どうして日本と韓国は、俺たちのように仲良くなれないんだ!っていって、ワンワン泣かれたことがある。くっそ寒い、二月のソウルで、なにかのテロが外国で起きていて、ソウル市内は厳戒態勢だった。

いつだったか・・・。俺のおんなが韓国に出稼ぎにいってて、俺は会いにいったら、そこはソウルから600キロも離れたところだった。
そこまで車で送ってくれた。こんなこと、普通できない。途中で俺が無免許で運転したりして、楽しかった。

俺は親韓じゃないけども、どうしても韓国を一方的にたたけない自分がいる。
韓国人の一般の本音は、どう考えても、ネットの情報とは違う気がする。

教会にハマるひとたち

フィリピンで暮らしていると、教会にハマってしまう人たちがいることに気づく。生活の全てを壊して、教会に寄付してしまうのだ。

親しくしていた人が、この教会ハマリをしてしまうと、残念ながら縁が遠くなってしまうことが多い。
おれの古くからの友人も、奥さんを捨てて教会に走り、今は別々になっている。この間奥さんのほうが家に来たんだけど、妊娠していたから面食らった。
フィリピン人はキリスト教が90%以上だとか、るるぶに書いてあるような情報を、俺に自慢げに話す奴がいる。そんなとき俺は、
『へぇーさすが詳しいですねー!尊敬しちゃうなぁ!』なんてことを言う。

実際のところ、フィリピン人は、なにを信仰していますか?と言われたら、とりあえずだいたい「キリスト教」という。
ただしそれには温度差があって、日曜日じゃなくても教会にいく奴もいれば、ほとんどまったく行かない奴も居る。
フィリピンには沢山のカトリック以外の教会がある。

日本人のほとんどは仏教徒だ!といったら、「おまえ日本のこと何も知らないだろ」というのと同じだ。

スネオの思い出

まだ俺がフィリピンで、スクワッタ生活をしはじめたころ。友達が沢山出来た。
その中に、160センチくらいの小男がいた。会ってすぐに、俺が「スネオ」といったら一同大爆笑となり、そいつの名前はそこからスネオということになった。

俺はそのとき、フィリピンの掘っ立て小屋で毎日酒盛りをしていて、スネオもだいたい混ざっていた。あまり口数が多いわけじゃなく、黙ってのんでいる風だった。このころはタガログ語も全然話せないので、おかしな言葉ばっかり教わっていた。

そんなスネオが、最近顔を見せないので、あれ・・・?どうしたの?と聞いたら、あいつは今問題抱えてんだよねという。
まずマフィアに入ったらしい。おれの近所の男らはみんな、マフィア入りは断っていて、リンチされていたんだけど、スネオは断りきれず加入して、チンピラとしての道を歩みだしたのだ。
俺は「あっそ」といって終わった。

しばらくしてもいないので、また俺は「おい、まじでスネオどこにいったんだよ」といったら、逃亡したという。
どうしたといったら、『実は、女の子を集団レイプした』というではないか。おいおい。
それで女がどうしたかって、裁判を起こしたらしい。そんでいろいろトラブルになってんだよね・・・と。

当たり前である。

さすがスクワッタの住人である。周囲にレイプした奴なんて、日本ではまずお目にかかれないけども、フィリピンではこのように身の回りにいるんだから。

詳細はこうだ。男が六人で女の子をレイプした。女はなんと!警察に訴えた。
そこで警察は仕事をした!(おおっ!)そんで六人はあっさり事情を聞かれた。おんなの訴えはこうだ。金払え。
六人のうち二人は金を払って終わったが、四人は払えない。ということらしい。

まあ、ほとんど路上にいる奴が、5000Pもの大金をもっているわけがない。フィリピンは、こういう場合、けっこうウヤムヤになるので、逃げ得になるらしいのだ。当時はそんなバカなと思っていたが、いま思えば納得である。

そしてまたしばらくしたら、なんとスネオが酒をのんでいるではないか!
そこで当然質問攻めをしたところ、まあまあ・・・・これがフィリピンクオリティである。
いわく知り合いの警察がどうのこうの。証拠がないどうのうこうの。
「留置所に入っている・・・ことになっている」ということだ。
いったんは捕まったけども、刑務所がいっぱいで順番待ちということで釈放されたと。

その後、風のウワサできいたところによると、スネオは結局逮捕され、今は刑務所にいるという。
懲役二年ということらしい。軽いか重いかは別として、少なくても罰は受けたわけだから、フィリピン警察もまったく動かなかったわけじゃあないんだろう。

—あれから三年以上たつ。スネオは、まだスクワットには戻ってきていない。

フィリピン人の人件費

よく日本人に、フィリピン人なんて、一日100Pも渡しておけばいいんだという人が居る。
昔は確かにそうだったが、いまはそうではない。(そもそもそれはヤバい)

現在の感覚でいうと、一日だいたい250-350P(田舎)程度が相場となっている。
ちょっと前までの、「メシを食わせるから無給」とか、「チップが給料」なんてところはだいぶなくなっている。

 

フィリピンの休日

あなたがフィリピンでビジネスをするなら、この国の休日について理解しなければならない。

分類すると以下になる。

1.日曜日

日曜日は、一部のサービス業を除いて休み。大多数の国と同様の扱い。なお土曜日は仕事である。

2.ナショナルホリデー(国民の休日)
法律で設置された、正式な休日。たとえば「英雄の日は休み」である。日本でいえばこどもの日は休みということが法律で決まっているのと一緒。日曜日と一緒の扱いだが、振り替え休日がまちまちであることに注意。
たとえば「英雄の日」が日曜日であったら、前の週の金曜日に休んだり、月曜日に休んだりと、各企業勝手に振り替え休日を設定する。

3.地方自治体の休み
その州だけ休み。その市だけ休み。
たとえば マニラ広域市ケソン区だけは、ケソン記念日は休日 といった具合。法的根拠は条例。

4.大統領が命じる臨時休日
特例と思ってはいけない。実は結構命じている。
たとえば今月の18日は、大統領が命じる臨時休日だ。今年一年これっきりの休みである。
この命令はややこしくて、各省庁ごとに休んだり休まなかったり、時間帯指定の休みなんてものまである。

5.法的根拠はないけど休み
慣習としての休み。この日は法的な根拠はないけど休む。日本でいえばお盆に当たる。
フィリピンの場合、感謝祭・クリスマス・ラマダン明け。
特にラマダン明けは注意で、官公庁全部休みとなる。この日に運悪く手続きが締め切りの場合は焦るだろう。
ただし、翌日にいけば「昨日の日付」で処理してくれる。

飛行機話

なにしろこのブログ、日比を往復する以外役にたたないブログなんでww

最近フィリピンの航空会社はエアバス一色になっている。
あなたが飛行機にのって、パンフレットに A000とか書いてあったらエアバスだ。

エアバスてのは、なにが凄いって、ほっとんどコンピュータが操縦する。
パイロットの腕。それはある。あるんだけども、この飛行機、パイロットがいなくてもきちんと離陸から着陸まで全自動で行います。

エアバスはそれを徹底していて、もう昔のイメージの操縦桿すら無くなっている。(申し訳程度のスティックになってます)
人間が操縦している感があるのはボーイングね。JAL様ご用達の。

フィリピンエアがエアバスばっかり採用する理由が、俺にはよくわかる。なにしろメンテナンスが出来ない会社だから。(え?)

JALにしてもANAにしても、メンテナンスというのは自社で行っている。
『当たり前じゃボケ!』と思ってはいけない。てめえの会社の飛行機を、てめえでメンテナンスできる航空会社はエライのだ。

国際線ってのは、別に権威あるもんじゃない。アフリカのわけのわからん国だって、韓国の北の国だって運用しているのだ。
そういう国(のほうが圧倒的に多い!)は、どうやって、ハイテクノロジーの塊みたいな飛行機をメンテナンスするんですか??
人間よりインパラのほうが多いみたいなクッソ大草原で、どうやるんですか?まじで。

日本は?出来ます。全部出来ます。凄いねぇ日本は・・・・。本当に凄い。
途上国に住んでいると、ほんっと日本は凄い国だってわかるよ。飛行機のブレードの亀裂を、顕微鏡で探している日本!
故障箇所をレントゲン取るんだぜ?ほんまJAL様はちがうでぇ・・・。これは皮肉じゃなくエライ。そんでどっかの田舎空港の、搭乗率30%みたいな路線飛ばしてるんだから、なんちゅうか。
(メンテナンス世界一です。何十年も前からずっーーーと。こういったことだけはエライ俺の国愛してるよ!ははは)

じゃあフィリピンはというと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
なんと、フィリピンは、ヨーロッパへの直行便が飛ばせません。(唯一ロンドン1便飛ばしてもらっているだけ)
なんでか!
まあVISAがおりないってのもあるんですけどーーーー、本当の理由は、危なくってしょうがないのだ。

なにしろ、いまどきの飛行機ってのは、安全保安要員ってのがいるわけで、各会社基準があります。
ボーイングだのボンバルディアだのが、そういう資格を作って、この資格をもっているやつは、俺の会社のエンジンさわっていいよ、という風になっているわけです。それも機種の型番ごとに資格が違います。

そんでさぁ・・・・・・・・。エアバスの資格ってのは、だいたい1機種について200名くらい必要なんですけども、フィリピンは60名しかいないんです。それもフィリピン全国で、です。不足ってもんじゃねぇんですよ。
そんでどうなったか?『ヨーロッパの空に、PR飛ばすの禁止!』になったわけです。一便だけは許されているけども。
普通、ここまで屈辱的なことになると、人員増やすでしょ?フィリピンは『そのまんま』です。
なんでかって?バカだから・・・・・・・・。

今のフィリピンの空は、飛行機のメンテは、PRはやってないのです。ドイツのルフトハンザがやってます。
パイロットはアメリカ人。
PRが落ちないわけが分かったでしょう?フィリピンエアラインは、外国が飛ばしているんです。

それも、エアバスというのは、メンテが凄いラクで高いのです。
故障したら、修理なんかしません。エアバスは、故障したら、全部まるごと新品に取り替えられるように、ファミコンのカセットみたいなカードリッジ式になってます。全部のパーツがです。そのカードリッジの取り外しもフィリピン人にはさわらせないでやっているわけです。
フィリピン政府が、「アメリカ人・日本人・ドイツ人」の三カ国に限り優遇している理由のひとつがこれです。

海外の保険:飛行機編

前回の記事、結局なにがいいたかったかというと、司法権というのは、飛行機はややこしいのである。

分かりやすくフィリピンエアラインと書いたが、成田発マニラ経由サンフランシスコのデルタなんていう便が、現実としてあるわけでね。

ようやく自分の考えを書きますと、飛行機事故なんてのは、もうこれは『無い!』という前提で生きてます。
私は、いわゆる国際線の飛行機だけで、うそ偽り無く何百回も乗ってます。
だいたいマニラにだけでも30-50回は超えているわけで、それだけでも60-100回のっていることになる。

ということは、自分の人生、少なくても一年間くらいは、飛行機か空港にいたことになるという、絶望的な計算になるわけだけれども。
だいたいJALのマイレージだけで10万マイル以上あって、使ってないまんま失効したしなww
あんまり海外に行き過ぎて、全世界の空港のVIPラウンジを自由に入れる「プライオリティ・パス」なんて持ってましたね。
そんなもんがあるの?って、あるんですよ。自慢していた時期が、私にもありました。(遠い目)

私の教え子に、元パイロット!がいて、そいつとはよく海外にいったんで、よく飛行機話になった。
俺も負けず嫌いなもんだから(そいつは専門職だから、かなうわけがないのに!)質問をぶつけていって、いろいろと読んで納得した。
飛行機事故なんて、起こりようが無い(笑)

『空港にいく道のほうが事故の確率が高い』という統計は、まさに真実である。

飛行機が墜落するのに備えて保険をかける。それは正しい。そうするべきだ。
だが自分は死ぬのである。残された人はかわいそうだが、自分が一番かわいそうだ。
保険はわかるが、何重にもかけると、現世での自分の利益が減るw だから、上手にかけるべきだ。
一番いいのは、自分のクレジットカードで飛行機を予約すること。こうすればなにもしなくても数千万の保険がかかる。
これだけで、もうどんなしょぼい会社でも、一応の安心があるのだ。
なにしろ海外の保険というのは、途上国たるや悲惨の一言だ。
フィリピンの保険なんか、1万円(掛け金ではない。おりる保険だ!)なんてものがザラにある。
銀行の預金保護保険は50万Pだ。(日本は1000万円)

これを読んでいるあなた!日本人の命は高いのだ。フィリピン人の命は安い。それもとてつもなく安い。
だからフィリピンの法律では、もう金銭的なことはマイナスにしかならない。マイナスですよ!?

フィリピンエアラインを使うということは、そういうことなのだ。

結論としては、
「JAL様が、5万円台で、羽田マニラ間就航してくれたら、時間帯はいい!それは許す!やってくんないかなぁ?数千円だったら俺、JALをすすめるよ?」ということだ。

いつまでも、ぼろい機体で、価格競争でぜったい勝てないPRやデルタと一緒の路線で、ただJALだからというだけで運行しててもしょうがないやろ?ANAみたいにさぁ、羽田からPRと共同運航とか、そういうのができないの?日本人だったら、5000円くらいだったら、JALを選択するってのに、時間帯も悪い!(だいたいデルタと5分しか違わないとかなめてんの?)

俺が日本にいたころは、まだ羽田からマニラってのが無かったからね。成田からいくしかなかった。

海外というボーダーラインと保険について 飛行機まえおき編

hello word presser…

今日は、フィリピンに行くときに理解しておくべき、保険の基礎の基礎を書きます。
これを理解するには、まず法律を理解しないといけません。ですから前置き編とします。

まず、あなたは羽田空港にいます。このとき、全裸になったらどうなるか?
おまわりさんに捕まって、あなたはションボリです。まあこれは誰でもわかります。

さあ、では、あなたのパスポートに、ハンコをスポーーーンと押された場合、あなたは日本を「出国」してます。
今日の日付で、日本国 出国と書いてあります。
よっしゃあ!ということで、今度こそ!免税店でおちんちんを振り回して、「タケコプター!」と叫んだらどうなるか?!

はい、おまわりさんに捕まります。「えっなんで?出国してるやん!」関係ありません。

あなたは確かに日本を出国しました。ですが、あんたの居る場所は、日本国領土です。疑いようもなく日本国です。
あなたのスタンプというのは、法務省と外務省が、「日本から出てってもいいっすよ」という許可です。
その許可がある、ということだけです。ですから飛行機に乗ろうが船だろうが、陸路だろうが宇宙だろうが、別に関係ありません。
ちなみに、パスポートの出国許可というのは、「どこにいこうが知ったこっちゃない」ですからね。
あなたがどの国にいこうが知らないのです。出国を許可するだけですから。
あなたが指名手配にでもなっていない限りは出国許可されます。ただそれだけの話です。ただの記録なんですよ。
日本国領土にいるんですから、ガバーっとレイプしたら、日本の刑法にひっかかり、おまわりさんが来て逮捕されるということです。

というわけで、おとなしく、あなたはフィリピンエアラインに乗りました。機体にはフィリピンの国旗が書いてあります。
「よっしゃ・・・ついに!」というわけで、おもむろにズボンを脱いだっ!ざまああああ!!!
・・・はい、「日本のおまわりさん」に捕まります。あなたは飛行機から出され、あなたを残して飛んでいってしまいます。

さあ、ここからは少しややこしいです。
飛行機のエンジンがかかった瞬間に、「機体の中は、機体が属している国」が管轄します。
飛行機のエンジンがかかるということは、日本のおまわりさん入ってこれませんよね?逮捕できません。

かといって、エンジンがかかった瞬間に、スッチュワデスさんに、ガバーっとあちゅき口づけをしたらどうなるか!!?
答えは簡単です。もう一度ドアが開いて、あなたは機体から出され、やっぱし日本のおまわりさんが捕まえます。
「えっ!おかしいだろ!機体の中でエンジンかかってるやん」はいその通りです。

ただ、現実問題として、現場の人たちというのは、ここまで法律に詳しくありません。あなたがどんなに法律的解釈を持ち出しても無駄です。なぜなら、飛行機の中はフィリピンになりましたが、飛行機自体は日本国にありますから、属地主義という考えが適用されるからです。(そのまま飛び立ってしまえば、フィリピンの法律が適用される場合はあります)
以前テロ対策で、飛行機の中に警察官が必ず乗っていたことがありました。この警察官は、あなたを逮捕することができます。
(なお逮捕は警察官でなくてもできます)

さあ!
飛行機は無事離陸しました。日本はどんどん離れていきます。
完全に日本から離れました。二時間くらいたちました。

あなたは待ちきれず、全裸になって、ハゲ頭のおっさんの客の頭にチンチンをのっけて「チョンマゲー!」と絶叫したらどうなるか?
こうなると、日本の法律は適用されません!
フィリピンの法律が適用されます。「えっ日本に強制送還されるんじゃないの?」されません。

ギリギリ日本の法律で裁いてもらいたいならば、少なくても!
その飛行機がどこを飛んでいたか?これが重要になってきます。もしも日本国内(日本領海内)であれば、属地主義となるかも!知れませんが、公海上であれば、もう日本の管轄からは完全に外れます。あなたが相談する場所は、警察ではなく大使館になります。

一応、日本の航空法と、日本が加盟している条約というものがあるにはありますが、実際の運用というのは大体上に書いたとおりです。
日本領空内であれば、飛行機はUターンして、もう一度羽田に降り、その場で逮捕ということもありえます。これは属地主義の考えでそうなってもよいからです。(雲の上だって日本の領土内ですからね)
だから、ちょうど千葉県の上で旋回していれば千葉県警の管轄、なんていうことになります。

(実際、飛行機でレイプしたバカがいるのですが、なんとそのときは時間が特定できず、つまり日本のどの県の上空だったか分からずに、裁けなかったというケースがあったのです!)

あなたが、もうマニラに到着するよーってときに、親の同意なしに、幼女を機内トイレに押し込めて、浦島太郎を朗読した場合、着陸前に機長の権限で拘束され、身柄は入管からフィリピン国家警察に引き渡され、フィリピンの司法で裁判を受けます。仮釈放なしの終身刑になること間違いなしです。日本じゃないですよ!

ただ、これがもしJALならば?
日本の領土を出て公海上であっても、日本の法律になります。フィリピン領土に入ってもまだ、旗国主義(登録艦船の国が司法権を持つという法律解釈)で、ギリギリ強制送還で済むかも知れない。エンジンが止まって、NAIAに出たら?これはもう日本ぜんぜん関係ありませんが、飛行機内は日本であるという考えが一応成り立ちます。

どうしてこんなことを書いたか?これは、そっくりそのまま、保険に適用されるからです。

食い逃げをする

今日、仕事が無事終わった帰路。
軽く夕食は食べたが、それでも腹が減ったので、コスタルモール付近で、屋台のラーメンを食べていた。
(なにしろ俺の家は遠いので、移動に備えてトイレとメシを万全にしてから、ゆっくり渋滞に巻き込まれたいのだ)

屋台のラーメン屋店主は、『苦労』という文字が顔に書いてあるようなババアだった。
味のほうは最悪。これまで食べた屋台ラーメンで、もっともまずい代物だった。
具は肉しかない。それも一体何の肉なんだといいたくなるような怪しげなものだ。
パティスもなければ水もない。普段なら食べない類の屋台だったが、それでも腹が減っていたので黙って食べていた。しょせん20Pである。

そーしたら周辺のガキどもが「警察!警察!」を騒ぎ出している。
近くにいるバロット売りだの、ピーナッツ売りだのが、くっそ大慌てで店じまい、というよりも屋台ごと走って逃げてる。
バロット売りなんて、商売道具の卵を、道路に散らしながら退散している。

プゥリース!プゥリース!(警察)ガキがうるさい。黙って食わせろよ・・・。
横を見ると、パトランプが確かに回っているが、それがなんだというのだ?
コスタル/KFCあたりはMMDAはじめ、警察なんて当然いるのだ。
俺はなにも悪いことをしていないので、警察かかってこんかいくらいの気持ちでいた。とにかくメシを食わせろ。

しかし苦労と顔に書いてあるおばちゃんは、明らかに動揺していて、店のものを大慌てで片付けている。
若い男が、売り物のタバコを一本くすねた。おばちゃんは気づきもしない。

俺の隣でラーメンを食べていた外人は、なぜか店じまいを手伝いはじめた。
どうも様子が変なのだ。俺はラーメンを食べ始めたところだったので、かまわず食っていた。

すると警官二名が、まっすぐ俺のほうに歩いてきた。・・・目はおばちゃんを見ている。
多分、賄賂が全然きいてない新顔なんだろう。だからガキが騒いだのだ。

屋台は、少しUターンしかけた、というところだった。なにしろ屋台はイスもあるしナベもガスもある。
簡単に撤収はできない。だいたい俺が食っている。それに警官から見てもっとも手前側だったのだ。

そう、フィリピン国家警察様の、「公道で屋台してんじゃねーよボケ一斉摘発じゃ!作戦」である。
17日からAPECがある。もちろんロハス大通りは、世界中の大マスコミ様から取材される。
かつて、マニラベイの公道ディスコが一掃されたのと一緒だ。
APEC、先進国大統領総理大臣クラスがマニラに来るときは、使う道は綺麗に清掃される。
こうなると、普段の悪徳なぁなぁ警察官のお目こぼしなど一切ない。ひどいときは屋台を目の前で壊される。
逮捕してもまたどうせ復活してしまうからだ。
大統領じきじきに命令がくだっていることも多い。こうなると、もうお目こぼしだの賄賂は通用しない。
そもそも屋台側が悪いのだ。ロハスはマニラの国道一号線のようなもので、この間大統領自ら、ロハスをなんとかしろと命令し、MMDAだけでは役不足ということで、交通整理に警察を導入したほどなのだ。しかもAPEC直前!
警察が仕事をするべき、全ての条件が揃っている。

特に交通渋滞を引き起こすロハスのど真ん中の、空港と接続する交差点を二車線も使ってるんだから、こりゃー屋台に分が悪い。普段は警察署の目の前で営業していても何も言わないのにねぇ。

まさかその作戦が、今日、俺が食っている最中に開始されるとは思わなかったwww

俺も、警官隊を視認して、さすがに『まだ残っているラーメンをすする』とか、隣の外人みたいに『店の片付けを手伝う』ということは、厄介ごとに巻き込まれる可能性有りだと判断した。残念だが、腹が減っている目の前で、食料はあきらめざるを得ない。

おばちゃんは、夜というのに早くも汗をかいている。漫画みたいだな、と思った。
外人はただの客なのに、見るからに共犯という風に店の片付けを手伝っている。いい奴なんだろうが、バカだと思った。

そんなんしていたら、ちょうど俺の乗るバスが、スルスルーと到着するではないか。
他の客らも散り散りバラバラに逃げているということは、ここに留まるというのは「ヤバい」ということなのだろう。
だいたい一斉摘発なんてのは、現場にいた奴らみんな捕まえて、あとで言い分を聞くというスタイルになるのは目に見えている。となると釈放されるのはAPEC後・・・早くて11/19ということになる。ただの客だって、どうなるかわかったもんじゃない。ここはフィリピンで、俺は弱い外人で、警官隊がガチで、なんでもかんでも捕まえるぜ!という目をしているのだ。

だがそこで、良心としての問題があった。カネをまだ払っていないのだ。

ああ・・・・おそらく唯一の財産資産であろう屋台を失いつつある、苦労と顔に書いてあるババアは、俺がまだ代金を払っていないことなど気にもとめていない。大体、いまこのタイミングで札を、警官の目の前で札を出すという行為自体、ババアの言い逃れができなくなる、とどめになる可能性がある。「商売やってただろ!」「やってません!」という中で、俺がカネを渡したら、ババアは言い逃れが苦しくなる。
この屋台は、おそらくババアの生活の全てだろう。この売り上げに、家族が10人くらいぶらさがっていて、ババアの売り上げで米やしょうゆ、幼稚園にいく金を手当てするのだろう。この屋台を壊されると、またマニラに少し、ガキの浮浪者が増えるだろう。もしかしたら死ぬかもしれない。たかが、お偉いさんが、車の窓からチョッとのぞいた風景が、綺麗か汚いかというためだけにだ。しかし、衛生面は後進国以下のド汚い屋台で、虫が浮いているラーメンを出している屋台は、いつかフィリピンから消えなければならないことも確かだ。

決してカネをけちったわけでもないが(20Pである。さすがにその程度の持ち合わせはあるし、もちろん払う気で注文している)結果として、カネを払うことなくバスに乗ってしまった。

まあ、十全なサービスを受けていないわけだから、料金は払わないという理屈は成り立つけども、一応食い逃げってことになるんだろうか?おばちゃんが無事ならば、次回払ってやるつもりだ。(マジで、たかが20Pくらい、気持ちよく払うつもりです)

店じまいを手伝った外人のほうは、おそらく共犯で捕まっただろう。パキスタン人に見えたが、インド系は厳しく当たられるからかわいそうだ。

ひとつ勉強になったのは、フィリピンで屋台やるなら、許可じゃなくて、機動力がいるってこったな。

プラチナデータ

移動中、お借りしている本「プラチナデータ」を読んだ。

700ページ以上の大作だったが、飽きることなく最後まで読めた。
文庫サイズの本は、自分にとってはとても有りがたい。

まず、このストーリーを文章だけでまとめあげたのは、さすが職業作家だと思う。
構成などもとてもよく出来ていて、読者が飽きない工夫が随所にあったのは良かった。
私は推理小説ファンではないので、たまに投げ出したくなる本もあるのだが、その点この東野圭吾という作家は読みやすく感じた。最後に、わけのわからない後書きがないのも良かった。

さて感想としては、うーん、大衆娯楽小説として割り引いても、60点くらいだと思う。
まず致命的なのは取材不足というより、作者の知識不足がひどい。ストーリーの根幹を成すのが、二重人格と警察というキーワードだが、まず二重人格という人格が、「反転薬」という煙によって切り替わること。フィクションとして割り引いても、これはない。そもそも二重人格という精神病はほとんどない。多重人格というべきだし、その症状が進んで幻覚を見るという設定は、人格障害として有り得ない。全く多重人格障害について取材していないのではないか?
幻覚として出るのは女性の少女だが、多重人格障害でないと、異性はまず見ない。
主人公の能力を高める薬として、精神的な発露が出る一種の麻薬という設定にしたほうが良かった。
中盤に、警察が主人公を探し回るシーンで、もうひとりの主役である刑事が所轄・本庁・現場らの板ばさみにあう話が延々とあるが、あのシーンいらない。踊る大走査線以来、ああいうリアリズム的な描写が増えたけど、素人の想像の域を出ていない。細かくは書けないけど、そうはならないだろう?という箇所が多かった。

設定として、今後はDNAの採取で個人が管理され・・・という全体のテーマがあるけど、どうして最初からDNAによって日本全体が管理された社会というストーリーにしなかったのか。話では、法案が成立して、野合を皮肉る官僚側という会話があるが、マイナンバーにしても住民基本カードにしても、普及率10%未満であったのにDNA登録をすると税金が安くなるなんていうのはおかしい。本来政府は税金の多寡について自由に決めることができるわけだから、だったら他の税金を上げれば済む。
プラチナデータという設定自体がまずおかしい。政治家や官僚は、別にプラチナデータなんか無くてももみ消す事自体が可能だからだ。
DNA登録していない人間に手錠をかけるシーンからスタートしたほうが、テーマがはっきりとしたのではないか。
冒頭、殺人現場から入る「出だし」はお約束だが、推理小説なのか娯楽小説なのか、読者は混乱してしまう。

映画化や芝居化ありき、という内容が随所にあり、結果として作者が何を言いたいのかさっぱりわからない。
ラストシーンのネタバラシはお約束だが、悪役の懲罰としてはありきたりで、ここまで知恵をしぼって読者に考えさせた意味がまるでない。作者も書きたくないようなアクションシーンだったのではないだろうか。挙句の果てに、最後に主人公は陶芸家になってしまうという意味不明さだ。

どうだろう?同じ内容でも、DNAによって完全に管理された日本。数少ない、登録されていない人間に、強引に手錠をかける冒頭のシーンから始まる。開発した研究者は、数学的思考を一時的に増大させる薬を慢性的に服用しており、副作用として幼少の人格が発露してしまうことに悩んでいる。最後のオチは、自らのDNA登録によって自らを苦しめる死を迎えることで、カタルシスとして情報化社会に警告する・・・としたら、もっと話の展開がラクだったように思うが。

推理部分は読みなれていないからよくわからないけども、おもしろく読めた。途中から「あっ、こういうトリックなんじゃないか」と思わせておいて、「ああやっぱりな」と、読者に当てさせてくれるのは、さすが商業作家だと思った。

DNAの分析結果を暗号化し、照合していく作業は天才的な数学の知識がいる!というのは、ちょっと時代遅れなんじゃないの?これまた作者が、ITについて全く無知なことを暴露しているのは残念だった。

(作中で「ノートパソコンが・・」などと、米系日本人が言っているけど、米系日本人なら、絶対「ラップトップ」と言う。
こういうイロハは知ってほしい。また端末をすぐに読み出しているけど、それこそ暗証番号はかかっていないのがおかしい。物語全てにおいて、コンピュータに無知な刑事が、なんのプロテクトもないコンピュータばかり触っているのは不自然だ)

設定として、現在世界中で使われている一般的な暗号化技術で、充分対応できることを、さも凄いことのように書いているのは、残念というかなんというか、勉強不足。
設定としてであれば、膨大なDNA情報のデータベースを構築して照合していく作業なのだから、天才的なデータベースを構築した数式、とでもしたほうが平易で分かりやすい。データベースの照合作業自体はコンピュータの台数さえ増やせば良く、暗号も現在破られていない暗号の仕組みを使えばよい(作者は、暗号について根本的な勘違いをしている。暗号を復号するのは、キーさえあればごく簡単だ。)だいたいにおいてDNAのサンプルは少しづつ手に入るという設定だからなおさらおかしい。検索情報なら、情報のヘッダ5-6文字だけで照合できる。類似値にしてもプログラムで解決できる問題だ。フィクションとしても、不自然なのは興ざめだ。現在だって、日本の指紋照合システムというものが現実としてあるのだから、そういう地道な取材を通じた内容にしたほうが話に深みが出たと思う。
たとえば日本の指紋照合は、特徴点抽出システムを使っている。指紋全体を照合しているわけではない。指紋の中の特長が12点以上一致すれば良いという統計を利用し、特長の三角形のデータだけで照合している。これをDNAの特長に当てはめた上で照合している、という内容ならば、プロでも納得できたと思う。なぜならDNAのプロファイリング自体は、そのDNAが犯人以外であってもデータがあるのだから、ナローコンピュータを揃えて解析させていき、サブホストに特長抽出部分のデータを記録していけばいいからだ。そういった発想のひらめきが全然ない・・・というよりも筆者が知らないのは、ルール破りだ。
たとえば小説において、ワープ装置が登場することについて、俺は一切疑問に思わない。フィクションだからだ。
だけども、科学系フィクションを書くならば、それらしい理論を述べ、それらしい設定を、カケラでもいいから書いておかないと、読者に薄っぺらいと思われる。これが素晴らしいと、次も買いたくなるというものだ。コアなファンが満足するような部分で、手を抜くべきではない。

DNAから顔写真まで出てくる!というトンデモ発想は◎、おもしろかった。未来を感じさせるし、天才科学者と素人が実感するに充分だと思う。こういうノリならこういうノリで進めてくれると思ったので、へんなリアリズムはいらなかった。

まあフィクションなので、ちょっと突っ込みばかり書いてしまったけども、この小説、致命的に残念なことがある。
それは笑いがないことだ。作品に「踊り場」がないから、登場人物に感情移入できない。主人公の逃亡シーンを削って、日常や恋愛を少し入れたほうが、読者も引き込まれたとおもうがいかがだろうか。

このボリューム、これだけの大作で、説明的セリフを気にせずストーリーを展開していく筆力、表現力はさすがだと思ったが、この作家忙しいのかな?腰を据えた取材に裏打ちされた、緻密な話を書かせたほうが良いと思った。

フィリピンに渡航するまえに覚える歌

フィリピン人は歌が大好きです。

ここでは、フィリピン人と一緒に歌える歌を紹介します。
是非、覚えてみてください。

定番中の定番曲だけをご紹介します。
ここで紹介している日本の曲は、フィリピン人なら誰でも知っています。

https://www.youtube.com/watch?v=B4su21XRR8M

https://www.youtube.com/watch?v=_Q5-4yMi-xg

https://www.youtube.com/watch?v=cXQpe7ba7rI

https://www.youtube.com/watch?v=sv0bNL9QujM
https://www.youtube.com/watch?v=aXEiOyi071I

https://www.youtube.com/watch?v=UcFA3AAq9FI

https://www.youtube.com/watch?v=dE894DZZ3eo

https://www.youtube.com/watch?v=zqkyxgt5ZBQ