海外というボーダーラインと保険について 飛行機まえおき編

hello word presser…

今日は、フィリピンに行くときに理解しておくべき、保険の基礎の基礎を書きます。
これを理解するには、まず法律を理解しないといけません。ですから前置き編とします。

まず、あなたは羽田空港にいます。このとき、全裸になったらどうなるか?
おまわりさんに捕まって、あなたはションボリです。まあこれは誰でもわかります。

さあ、では、あなたのパスポートに、ハンコをスポーーーンと押された場合、あなたは日本を「出国」してます。
今日の日付で、日本国 出国と書いてあります。
よっしゃあ!ということで、今度こそ!免税店でおちんちんを振り回して、「タケコプター!」と叫んだらどうなるか?!

はい、おまわりさんに捕まります。「えっなんで?出国してるやん!」関係ありません。

あなたは確かに日本を出国しました。ですが、あんたの居る場所は、日本国領土です。疑いようもなく日本国です。
あなたのスタンプというのは、法務省と外務省が、「日本から出てってもいいっすよ」という許可です。
その許可がある、ということだけです。ですから飛行機に乗ろうが船だろうが、陸路だろうが宇宙だろうが、別に関係ありません。
ちなみに、パスポートの出国許可というのは、「どこにいこうが知ったこっちゃない」ですからね。
あなたがどの国にいこうが知らないのです。出国を許可するだけですから。
あなたが指名手配にでもなっていない限りは出国許可されます。ただそれだけの話です。ただの記録なんですよ。
日本国領土にいるんですから、ガバーっとレイプしたら、日本の刑法にひっかかり、おまわりさんが来て逮捕されるということです。

というわけで、おとなしく、あなたはフィリピンエアラインに乗りました。機体にはフィリピンの国旗が書いてあります。
「よっしゃ・・・ついに!」というわけで、おもむろにズボンを脱いだっ!ざまああああ!!!
・・・はい、「日本のおまわりさん」に捕まります。あなたは飛行機から出され、あなたを残して飛んでいってしまいます。

さあ、ここからは少しややこしいです。
飛行機のエンジンがかかった瞬間に、「機体の中は、機体が属している国」が管轄します。
飛行機のエンジンがかかるということは、日本のおまわりさん入ってこれませんよね?逮捕できません。

かといって、エンジンがかかった瞬間に、スッチュワデスさんに、ガバーっとあちゅき口づけをしたらどうなるか!!?
答えは簡単です。もう一度ドアが開いて、あなたは機体から出され、やっぱし日本のおまわりさんが捕まえます。
「えっ!おかしいだろ!機体の中でエンジンかかってるやん」はいその通りです。

ただ、現実問題として、現場の人たちというのは、ここまで法律に詳しくありません。あなたがどんなに法律的解釈を持ち出しても無駄です。なぜなら、飛行機の中はフィリピンになりましたが、飛行機自体は日本国にありますから、属地主義という考えが適用されるからです。(そのまま飛び立ってしまえば、フィリピンの法律が適用される場合はあります)
以前テロ対策で、飛行機の中に警察官が必ず乗っていたことがありました。この警察官は、あなたを逮捕することができます。
(なお逮捕は警察官でなくてもできます)

さあ!
飛行機は無事離陸しました。日本はどんどん離れていきます。
完全に日本から離れました。二時間くらいたちました。

あなたは待ちきれず、全裸になって、ハゲ頭のおっさんの客の頭にチンチンをのっけて「チョンマゲー!」と絶叫したらどうなるか?
こうなると、日本の法律は適用されません!
フィリピンの法律が適用されます。「えっ日本に強制送還されるんじゃないの?」されません。

ギリギリ日本の法律で裁いてもらいたいならば、少なくても!
その飛行機がどこを飛んでいたか?これが重要になってきます。もしも日本国内(日本領海内)であれば、属地主義となるかも!知れませんが、公海上であれば、もう日本の管轄からは完全に外れます。あなたが相談する場所は、警察ではなく大使館になります。

一応、日本の航空法と、日本が加盟している条約というものがあるにはありますが、実際の運用というのは大体上に書いたとおりです。
日本領空内であれば、飛行機はUターンして、もう一度羽田に降り、その場で逮捕ということもありえます。これは属地主義の考えでそうなってもよいからです。(雲の上だって日本の領土内ですからね)
だから、ちょうど千葉県の上で旋回していれば千葉県警の管轄、なんていうことになります。

(実際、飛行機でレイプしたバカがいるのですが、なんとそのときは時間が特定できず、つまり日本のどの県の上空だったか分からずに、裁けなかったというケースがあったのです!)

あなたが、もうマニラに到着するよーってときに、親の同意なしに、幼女を機内トイレに押し込めて、浦島太郎を朗読した場合、着陸前に機長の権限で拘束され、身柄は入管からフィリピン国家警察に引き渡され、フィリピンの司法で裁判を受けます。仮釈放なしの終身刑になること間違いなしです。日本じゃないですよ!

ただ、これがもしJALならば?
日本の領土を出て公海上であっても、日本の法律になります。フィリピン領土に入ってもまだ、旗国主義(登録艦船の国が司法権を持つという法律解釈)で、ギリギリ強制送還で済むかも知れない。エンジンが止まって、NAIAに出たら?これはもう日本ぜんぜん関係ありませんが、飛行機内は日本であるという考えが一応成り立ちます。

どうしてこんなことを書いたか?これは、そっくりそのまま、保険に適用されるからです。

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