ルソン島無線ネット速度

たまには真面目な日記を一本。

私、この二ヶ月ほど、ルソン島での無線インターネット実速度について、さまざまな場所・時間帯で計測を行ってきた。バッテリーもたくさん持ち歩いて、文字通りひとり孤独な実験である。フィリピンのネット速度ああだこうだの素人談義は山ほどあるとして、一度専門家として、しっかり意見を位置づけておきたかったのが狙い。

そしてどうも分かったのは、契約している速度と、実測とに、あまり関係がないということ。
地域によって、時間帯ごとにつながる、つながらないがはっきりしていることが分かった。

もっとも安定していたのは、マニラ市マカティ・グロリエッタ付近である。
この地域では、実測最大で7M以上出た。逆にいうと、この地域以外は全て、テスト中に途切れたことがあった。

ひどいところになると、有料回線にもかかわらず、朝の3時から5時までしかつながらない。しかもHSDAで、だ。

マカティを中心として、北上していくと、マニラから出たところで急に悪くなる。これはパサイからカビテにもそうだし、パッシグからリサールもそう。マニラから出るとスピードは本当にガクンと落ちる。1Mを切ることがほとんどだ。

また、通常帯域制限をしているはずなのだが(たとえば2M契約ならば2Mまでしか出ないというのが帯域制限)それがどうも無い。

いや、無いはずないんだが・・・。けっこういい加減である。
フィリピンでは、1Mスピードが違うだけで500P、1000Pと金額が上がる。大金だ。
毎月固定で取られるのだから、これは検討の余地がある数字だ。だがこの肝心のスピードは、契約とはどうも比例しないようだ。『1M契約で様子を見て、計測結果によって契約を変更する』というのは生活を考えると、正しい判断といえる。日本と同様の環境を手にいれようとして、いきなり高い回線を契約するのは考えものだ。サーバをひとつかますだけで、制限が外れてしまうようなケースが、今回多々見られたからだ。

スマートネットワーク社のサーバはマカティ・マンダルヨン・パラニャケにあるのだが、この位置関係と関係あるかと思ったが結果は違う。パラニャケはサーバ拠点があっても切れる。

今回スマートを選んだのは、スマートが使う周波数は、日本のNTTドコモの使う周波数帯と全く同一という性質があるので、さまざまな面で比較検討の材料にしやすかったからだ。

ではVPNや、匿名回線を使った接続の場合どうなるのか。
これも計測してみた。VPNは日本、カナダ、アメリカ、オランダ、ドイツ、シンガポール等。
これはやはりVPNの品質にモロに差が出たので、一次プロバイダとVPNとの間のハンドシェイクがうまくいくかどうか、というところに主眼を置いたのだが、これもやはり地域差とかぶる結果となった。

マカティはやはり例外というべきで、完全に東京と同一といっていいだろう。
だがそこから一歩でると不安定になる。が、スピードは1Mは確保できる。この1Mという数字は、動画配信こそ途切れるものの、音声通話に支障は無い程度ではある。
(これはMOAなどの新開発地域でも一緒。完全にエリアの問題だ)
マカティでは、うまくすれば、ネットの契約自体行わなくても、快適にインターネットを楽しめるという、ある意味楽園のようなことができてしまうわけだ。(匿名性を考えると怖くもある)

有線(パソコンの終端までケーブルでつながっている状態)はやはり安定している。今度はこれもしっかり調査していきたい。

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