自殺とフィリピン

昨日の新聞一面トップは、自殺のニュースだった。

本当にフィリピンは自殺が少ない。人殺しは一覧になって、新聞の片隅に載るのがせいぜいなのに、自殺は大きく報道される。

日本の自殺志願者が、よくセブのホテルから飛び降りたりしているけど、思いっきり報道されますからね、あれ。

どうして自殺が少ないのか?自殺をすると天国に行けないと思っているからだ。これが強烈な歯止めになっている。それに、フィリピン人というのは自分大好き!ジコチュウどころじゃなくて、まず自分。そして家族。他人はどうでもいいくらいに思っているのが普通。だから自分で自分を殺すということについては、そういう発想自体がほとんどゼロ。

借金を苦に自殺するよりは、貸した相手を殺したほうがいい。これが通常の考えとなっている。


その反面、日本的な考えもある。(ここがおもしろいところだ)

あるフィリピン人老人が、多額の借金を背負った。その息子たちは一生懸命働いて、なんと全額!完済した。
親孝行息子である!エラい!

さあこれから生活をやりなおすというとき。それを聞いた老人は、翌日自殺してしまったのだ。

『息子らに迷惑をかけてしまった。親として恥ずかしい』というのが理由である。
これは全く日本的な、貸し借り、義理、恥という概念だ。フィリピン人には、浪花節、義理人情がそのまま通用するのである。これはとてもおもしろいところだ。

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